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●SIOネットワーカー第4回交流会&スタディツアー
   和歌山電鐵貴志川線 視察

  2009年3月14日(土)実施
 会場:和歌山電鐵本社   
 講師:麻生剛史(和歌山電鐵 総務部課長)


 

SIO4回目の交流会は、市民協働による地方鉄道の再生事例として
和歌山電鐵貴志川線を現場視察し、総務課長よりお話をお伺いしました。

JR和歌山駅のはずれにある9番ホーム。
ここより和歌山電鐵は運行されています。

元は南海電鉄貴志川線。
モータリゼーションの進展により乗降客が減少。2006年に廃止となりました。

廃線が報じられると、沿線住民と中心として存続運動が展開、
結果的に岡山県の両備鉄道グループが旧線を引き継ぐ形で
和歌山電鐵がスタートしました。

この和歌山電鐵、市民や行政の後押しもあってか、
乗客増員の話題づくりのため、従来にないユニークな戦略を次々打ち出しました。

いちご電車

最初に話題を集めたのがいちご電車の運行。
終点貴志駅周辺はいちご狩りを観光資源としているため、それとの連動企画でした。
赤と白のいちごミルクをイメージしてラッピングされた車体は可愛いの一言。

 

今回はまず、このいちご電車に乗車して和歌山駅を出発しました。

内装もご覧のとおり楽しさを演出しています。いちご電車

 

列車は和歌山電鐵本社がある伊太祈曽駅へ。
ここで麻生課長から設立の経緯と、その後の取組みについてお話をお伺いしました。

これまでの経緯は先に記したとおりですが、
多くの地方で同様に路線の廃止と住民の存続運動があり、 それらの大半が失敗している現状に対し、
和歌山電鐵がうまくいった理由として、沿線人口が安定していたという要因の他に
住民と自治体の足並みが揃ったことと、南海電鉄が路線の引継ぎに協力的だったことを
麻生課長は指摘されていました。

一通りの発表と質疑応答の後、
麻生課長から、なんと3月21日にデビューするたま電車の乗車見学のお誘いがありました。

たま電車たま電車の座席たま電車の座席

思わぬプレゼントに参加者一同大喜びでした。

実は当日、21日のデビューセレモニーに携わる地元住人などのボランティアスタッフ向けに
見学会が行われていて、SIOの皆さんもよかったらどうぞということなのでした。

車庫にあるたま電車は、フロントとボディがまさしくたま駅長。たま電車たま電車


なんだかトトロの猫バスを思い出しちゃいました。

内部は まだ床面のニス塗りがまだとのことで、靴を脱いでの乗車でしたが
これまでのいちご電車、おもちゃ電車を更にバージョンアップした内装で、
床面にたまの足跡や、たま文庫のタイトルが掲げられた本棚、
極めつけは車内に駅長室と名づけられた檻があることです。

床面の足跡たま文庫たま電車車内の駅長室

実際に運行が始まると、たま駅長はこの中に入るのでしょうか?

たま電車見学の後は普通電車に乗って終点貴志駅へ。
おまちかねたま駅長の登場です。

たま駅長は貴志駅改札横の駅長室(ここにもあった!)と掲げられた
ガラス窓の中のスペースにいました。

見ると、三毛のたまの他に2匹。
母親のミーコと同居中のちびです。それぞれ助役についています。

たま駅長たま駅長(駅長帽は苦手なようで)貴志駅の駅長室

それにしてもすごい人だかりです。
いまや日本中で一番有名な猫でしょう。
全国からファンがやってきて、たま駅長の一動作ごとにシャッターを切っています。
これだけ周囲からパシャパシャされて、たま駅長ノイローゼになるのではないかと心配するほどでしたが
我関せず丸くなるところを見ると、「もう慣れた」ものでしょうか。

我々SIO一同も写真を撮り、たまグッズの数々を購入して和歌山駅に戻りました。

おもちゃ電車帰りの電車はおもちゃ電車。
これも車内にガチャガチャの販売機があったりして、乗っていて楽しい電車です。

おもちゃ電車おもちゃ電車おもちゃ電車

遊び心と地域振興と電鉄経営とがうまく融合している和歌山電鐵の事例。
今のところうまく回っていますが、
行政からの補助がなくなった後でも自立して存続できるようにするためにはまだまだ課題が多いとのこと。
地域一丸となったパワーで是非その答えを見つけ出して欲しいものです。

みーことたまの母娘感謝状と眠っているのはちびたまグッズいろいろおもちゃ電車といちご電車

 ソーシャル・イノベーション大阪

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【協力】  わかやまNPOセンター  和歌山電鐵株式会社


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