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●平野西こども天国  
  2006年6月24日(土)実施

  会場:ハニーカフェ、おやつのぽん

→大阪日日新聞の紹介記事(2006/06/23)
→大阪日日新聞・当日の模様(2006/07/02)

 

天気予報は見事に外れ、蒸し暑いばかりの晴天。

果たしてこのイベントが子供たちに反響を起こせるのか?
周辺へイベントの主旨はうまく伝わったのか?PRは十分だったのか?
事前に集まったスタッフの顔に不安がよぎる。

空き家となった駄菓子屋「おやつのぽん」でイベントが始まった。
集まった子供たちは10数名。友達同士で、あるいは母親に連れられてやってきた。

ぽんさんこと、神原まゆみさんが挨拶をして、
まだ店が営業していた頃TV番組で放映されたビデオを見る。

続いて映画「107+1 天国はつくるもの」の上映。てんつくマン監督作品。
各地で自主上映会が開かれていて、どこの会場でも涙したと評判の作品だ。

内容はドキュメンタリーで、若者の手による3つのプロジェクトを追っかけている。
沖縄を舞台にしたクリーン大作戦、沖縄から鹿児島まで手漕ぎの船で渡る冒険チーム、
そしてアフガニスタンのこどものために手製のマフラーを届けるというもの。

余談ながら、今回のイベントで記録ビデオを撮影していただいた森川法夫氏は
この映画のアフガニスタンチームの撮影、及び作品全体の編集を行っている。

果たしてこの内容が子供たちに通じるのか。
縁日が気になったり内容がつまらないといって、みんな途中で帰ってしまうのではない
か。
そんな心配ばかりしていた。

上映が始まった。
最初はおとなしく見ていたこどもたちだが、ある程度時間がたつとざわつきだし、
トイレに立つ者、ケータイで遊びだす者が出てきた。縁日が気になって時間を聞きに
来る女の子もいた。中にはスクリーンの前に立ち、影をつくって邪魔する悪ガキもいた。

それでも、途中で会場を抜けた者はほとんどいなかった。
先程の悪ガキも決して自らは会場を出ようとしなかった。
我々がこどもだった頃と大差ない。
みんな多少の関心を持って映画を見てくれていたのだ。

ラスト、マフラーを通じてアフガンのこどもと交流が描かれるシーンでは、全員真剣な眼
差しで画面に見入っていた。
上映終了後、会場に備え付けられたアフガンのこどもに向けた募金箱には列ができた。

「いまどきのこどもは」などと心配したり、斜に構えたりする必要はなかった。
信じて任せること、それが大事。

それにしても、”おやぽん”こと「おやつのぽん」の存在が如何に平野西のこどもたちに
大きかったことか。
縁日は別の会場なのに、噂を聞きつけた小学生たちが次々と上映の終わった”おやぽ
ん”にやってくる。
口コミによる力の大きさとともに、店の地域での信用度が窺われた。

縁日会場は同地区のNPO安寿が経営するハニーカフェ。
店内には射的、ヨーヨー、型抜きの遊びや駄菓子、たこ焼きなどの屋台が所狭しと並び、
終日こどもの姿でごった返した。
中でも一番人気は射的。順番を待つ長い列が途切れることなく続いた。 
駄菓子を買い求めるこどもも多く、みんな”おやぽん”の復活を待ち望んでいたようだ。
販売するのは勿論ぽんさん自身。

来場したこどもにインタビューする。
「大人が親切だったので嬉しかった」
カメラを向けると、「知らない人には写真を取らせないようにと親に言われている」と顔
を隠す。
大人はこどもから不信と警戒感をもって見られている。そんな今の状況を再認識させる言
葉だった。

こどもパワーはすごい。
夕方5時の縁日終了間際までも群がり、その後は彼らの何人かが近くの公園で遊ぶ光景も
見られた。
ありったけの力を発散させる時期なのだ。

事前の不安を消し飛ばすほどこどもが訪れ、大盛況だった今回のイベント。
一方で地域からこどもの居場所がなくなっていくという不安も大きい。
”おやぽん”のように、いつもタムロできる場所がこどもには必要だ。

こどもが元気になればまちも元気になる。
小さな火種を起こすこの取り組み。今後も続けていきたい。

 


2006年9月29(金)、30(土)日  第2回産業交流フェア

産業交流フェア大阪市東住吉・平野両区の製品や技術をPRし、地場の産業を盛り上げることを目的とした産業交流フェア会場にて、平野西こども天国の映像が流れました。
ともに地元を盛り上げようとする活動として、来場者や出店の企業も足を止め、興味深く映像に見入ってました。




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