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大阪あそ歩’08秋 実施レポート
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祈りのまち・住吉

 

反橋より住吉大社第一本宮浅沢社熊野街道(芋忠前にて)

●実施日…2008年11月15、16、22日 各午前10時〜、午後2時〜 の合計6回

●参加人数…のべ70名  ※1回あたりの定員15名

●コース
阪堺上町線・神ノ木駅〜六道の辻・閻魔地蔵尊〜生根神社〜一運寺〜上田家住宅〜宝泉寺〜池田屋本舗〜すみよし村ぎゃらりー〜
住吉大社(楠くん社〜種貸社〜大海神社〜第一本宮〜五所御前〜石舞台〜浅沢社〜大歳社〜御田〜反橋)
〜住吉公園〜粉浜商店街

2日目の午前中を除き、ほぼ好天に恵まれました。
有料のガイドということで、参加者が果たして集まるか気になりましたが、
事前の申し込み状況はそこそこよく、
当日も気の早い参加者は毎回1時間程前から待っておられ、
ツアーへの期待値の高さが窺い知れ、関係者一同ホッとしました。

神ノ木にてスタートコースはいずれも阪堺上町線神ノ木駅から出発します。
天王寺駅前より出発する大阪で唯一残る路面電車。
神ノ木駅は南海高野線を跨ぐ、これまた上町線唯一の高架上にあります。
この駅に降りるのは元より、チンチン電車に乗車するのも初めてという参加者は少なからずいました。
チンチン電車が似合うまち〜それが住吉です。

チンチン電車と並んで、今回のツアーの見所となったのは
まちに根付く信仰でした。

住吉のまち(村)の歴史は古い。”すみよっさん”こと住吉大社と歩んできただけに、閻魔地蔵尊
この元官幣大社を取り巻くエリアにも多くの寺社が存在しています。
また、曲がりくねったあちこちの辻には小さな祠が祀られ、
朝夕そして日中でも近所の人が前で手を合わす姿が見られます。

今回のルート上にある閻魔地蔵などはまさに
地元に根を下ろした生活の中から生まれた信仰だと思いますがどうでしょうか。

”生根さん”、”大海さん”も地元では、土地の氏神として、”すみよっさん”に負けず劣らずの存在感を示しています。

なぜか赤穂義士の墓がある一運寺、神ノ木駅付近から出土した岩で切り出した十三体の仏を祭る宝泉寺も
独特の精彩を放っています。

生根神社の神明立石一運寺前の道標十三仏の宝泉寺大海神社

住吉大社の境内の案内でも、庶民信仰ということで、”はったつまいり”を取り上げました。

はったつさん安産・資金調達の種貸社、商売発達・家内安全の楠くん社(招福猫も有名です)、心願成就・集金の大歳社と、
大阪らしい現世利益とごろあわせ(毎月最初の辰の日→初辰→発達、48回のはったつまいり→しじゅうはったつ→始終発達)はまさしく庶民信仰の中からでしか出てこないでしょう。
ちなみにはったつまいりを広めたのは、門前にあった住吉新地(花街)の芸者や出入りの商人らしいです。

神功皇后ゆかりの五所御前も五大力信仰という石集めの場と化してしまい、
国家神道をも吹き飛ばす庶民パワーを感じるのです。

こういった側面から住吉大社とその周辺にスポットを当てましたが生根神社で獅子舞
これには多くの参加者が興味を示していました。

五所御前での五大力探し次回のはったつまいりの日を尋ねたり、五大力を懸命に探したりと、
参加する楽しみもあったようです。

時期的に七五三でしたので、祝いの風景や獅子舞、神前結婚式まで目に触れることができてこれも大きな収穫でした。

上田家や池田屋といった現存する古い民家も関心を引き、すみよし村ぎゃらりー
特に熊野街道沿いの町屋の屋根に掲げられた鬼瓦に注目が集まっていました。

ラストの付近や粉浜商店街の名店めぐりも大変喜ばれました。

池田屋の住之江味噌、やろくのコロッケ、喜久寿のどら焼き、末広堂のさつま焼き。
どれもその土地でしか手に入らない、文字通りの土産物を、みなさん買い求めていました。

住吉の多彩な魅力が少しでも伝わったのではないでしょうか。

猫@閻魔地蔵民家の屋根に立つ鬼瓦阪堺電車

 



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