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当世流向こう三軒両隣〜コーチングコーチが打ち明けるコミュニケーション活用術 

コーチングコーチ: ナカムラトモコ

 

「コーチングなんて言葉は初めてだわ」って方もいらっしゃると思います。
そこで最初なのでコーチングと言うものが何かを御説明しましょう。
コーチングとは相手の方とコミュニケーションをとることによって
ものの見方を変えたり、やる気を出させたり、
もともとその人が持っている問題解決能力やアイデアを出させることによって
‘自主的行動’を引き出すものなのです。
そのためにはいかに相手の方と上手くコミュニケーションをとるかが
キーポイントになってくるんです。
実際に私はこのコーチングでコミュニケーションの勉強するようになってから
驚くほど周りの人との人間関係が上手くいくようになったんですよ。

さ、ここではコーチの裏技をバンバン披露しますので、
皆さんもそれを使って御近所さんと上手くやっていくヒントにしていってくださいね!

こんにちは、ナカムラトモコです。

お庭の手入れをしている御近所さんに「こんにちは!」。

よくあることですよね。

でもその時にこちらも向かず、
花壇の手入れをしたまま「こんにちは」と言われたらどんな気分がしますか?

「あ、お忙しいんだろうな...」と思いつつ何だか淋しい気分になりませんか?

仮にそのまま話しかけていったとして、
相手の方が花壇の方を見たままで
「うん、うん」とこちらの話にうなづいてくれたとしましょう。

こっちを向かずにですよ。どんな気持ちがしますか?

コミュニケーションというものは何も言葉を交わすことだけではないのです。
ちゃんと「聞いているよ」と言う‘態度を示す’のも大事なことなんですね。

花壇の手入れをしていても、
その手を止めてこちらを向いて下さったらそれだけで
「あ、聞いてくださる」と相手は思うもの。

相手とちゃんと‘向き合う’・・・
これがコミュニケーションをうまくいかせる基本なのです。

(2006/09/22 第44号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

前回、相手とちゃんと向き合うのがコミュニケーションをうま
くいかせる基本だとお話ししました。

「ちゃんと身体は相手の方を向いているのだけれどどうも‘頭
がお散歩’してしまい・・・」

そんなことを思っている方、多いのではないでしょうか?

目の前にいる人の言っていることが耳に全然入って来ず、気が
ついたら違うことを考えてしまっている。

困ったものですよね(笑)

これって結構話し手の方に察知されるもの。
‘うわの空’で話を聞かれたことのある方はどんな気分になる
か想像できると思いますが、決していいコミュニケーションと
は言えませんよね。


この‘うわの空’と言うのは相手の話に‘飽きて’しまってい
ることが原因なのです。

人間の脳は話すスピードより解析するスピードの方が格段に速
いのです。
だからこそ頭の回転が速い人ほど相手がしゃべっている内容を
聞いているうちに‘飽きて’しまい‘頭がお散歩’に出かけて
しまうのです。

ではどうしたらいいのでしょうか・・・?

それは次回お話ししましょう。

(2006/10/25 第47号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

前回、‘頭がお散歩’しに行くというお話をさせていただきました。

‘頭がお散歩’しに行くというのは理由のひとつに
『相手に興味が湧かない』ということが挙げられます。

特に「いつも一緒にいる人」、すなわち永年連れ添ったパートナーや
長く一緒に仕事をしている人など相手のことを知っているだけに
新鮮な興味が湧かないじゃぁないですか。

そうなるとよけいに‘頭がお散歩’しに行ってしまうのですよね。
相手の話の展開がわかってしまうから。

では、どうしたらいいのでしょうか?

「この人ってどんな人だろう?」
と今更思うのは大変なこと。

そうではなく
「この人はどんな言葉をかけたらモチベーションを上げるのだろう?」
「どんな生き方をしたいと思っているのだろう?」
「何を判断基準に生きているのだろう?」
など、自分自身が相手の‘知らない’ことをあらかじめ自分の
中で用意しておくのです。
そうすれば相手に対する興味も出てきて、頭はお散歩なんかに
出て行く暇はないのです。

一度身近にいらっしゃる方の‘知らないこと’を準備して話を
聴いてみませんか?

(2006/11/21 第49号)

こんにちは、ナカムラトモコです。
さぁ、今日もコミュニケーションの話をしていきましょう。

みなさんは他人と話をしていて
「この人、言ってもわからない人だから」
そう思った経験はないですか?

「わからない人には何を言っても無駄だわ」
こんな風にコミュニケーションを諦めてしまうこともあるかもしれません。

実はこれ、‘言ってもわからない人’ではなく、
その冗談に対して‘アンテナが立っていない’だけなのです。

アンテナが立つと言うのは例えば
「今年の冬は黒のコートを買いたい」
と思っていれば街を歩くとショーウインドウの黒のコートしか
目に入らなくなる。
そんな感じです。女性だと特にわかりますよね、この感じ(笑)

皆さんも御自分の興味のないことを言われた時に、
きょとんとすることってないですか?

誰しも自分のアンテナが立っていない話題だとわからないのです。

コミュニケーションとはお互いのギャップを埋める、
溝を埋めて対等・平らになると言うこと。

人はそれぞれ違います。

そのことを念頭に置いてコミュニケーションを取るためには
まず、アンテナを立ててもらう=興味を持ってもらうことが大切です。

自分との違いを認めてコミュニケーションを取ることを諦めないこと。

これがコミュニケーションを上手くいかせるコツです。

(2006/12/25 第52号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

前回、「人はそれぞれ違うということを念頭に置いて
コミュニケーションを取るためにはまず、
アンテナを立ててもらう=興味を持ってもらうことが大切です」
とお伝えしました。

じゃぁ、どうやってアンテナを立ててもらったらいいのでしょう。

とっても簡単なことです。
「今からこの話をしますよ」と言うことなんです。

「な〜んだ、そんなこと・・・」

いえいえ、コレって意外とできていない人が多いのですよ。

いきなり全く興味のないこと、もしくはわからないことを話されても
その時に違うことを考えていたりするともう全く聞く耳を持てませんよね。

でも、注意を促されれば、

「ん?」

と耳をこちらに向け、とりあえず聞く体制を取ってもらうことが出来ます。

自分の話を聞いてもらうには事前に注意を引き、アンテナを立ててもらう・・・

これってとても大切なことです。

(2007/01/16 第54号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

前回、「アンテナを立ててもらうために注意をうながしましょう」と
言うことをお伝えしました。

これ以外に‘相手の興味のある話の内容’ということも
アンテナを立てることになるのですが
‘自分に対するアンテナ’を立ててもらうのも1つの方法です。

それは‘信頼関係を築く’ということ。

「何となくこの人嫌だな・・・」
と感じると相手の話って耳に入ってこないじゃぁないですか。

相手に良い印象を与えて、望ましいコミュニケーションをはかるには
まず「安心できる存在」であり、「心を開いても良い存在」であることが重要。
相手にとって潜在意識レベルでの印象(イメージ)は
現実のコミュニケーションに強く影響するのです。

ではどうやって潜在意識レベルでの印象(イメージ)を良くするか・・・

まずは動作や声の調子やそのほかを「相手に合わせる」と言うこと。
要は‘マネをする’って言うことですね。
相手の動作や声の調子を合わせると相手はこちらのことを

・同類である
・味方である
・波長があう
・親近感を持つ
・イキが合う
・理解してくれそうだ

と思うのです。

具体的にどうしていったらいいかは次回お伝えすることにしましょう。

(2007/02/24 第58号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

前回‘信頼関係を築く’ために‘相手に合わせる’のが有効と
お伝えしましたね。

具体的にどうしていったらいいか・・・

まずは相手と同じ服装、姿勢、身振り手振り、
首の傾け具合等を合わせてみましょう。
これだけで相手はあなたのことを‘同類’と思い、
‘息の合いそうな人’だって思ってくれるのです。

でもちょっと注意して。

あまり露骨に動作を合わせてしまうと
「この人私の真似をしている・・・」
と思われ、かえって不信感を生むかも。

なので全体的な動きをあわせるよりも、
首の傾け具合、手の位置の移動等をさりげなく合わせる方が察
知されにくいのですよ。

あと動作のリズムを合わせるというやり方もあります。
うなずき方を手の動きにあわせるなど、
相手のリズムに同調させていくのです。
これならマネしていることがわかりにくく、
でも潜在意識レベルでの印象(イメージ)で
‘同じ’と思わせることができるのでいいんですよね。

もう少し相手に合わせるやり方があるのですが・・・

これはまた次回に。

(2007/04/04 第62号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

‘信頼関係を築く’ために‘相手に合わせる’方法をもう少し
お話しましょう。

例えばみなさんが何かクレームをお店に言いに行ったとします。
物凄く頭にきたのでカッカしながら怒鳴り込んで行った時に
お店の人が非常に冷静に対応してきたらどうですか?

こちらのテンションとは裏腹に妙に静かに
「申し訳ございませんでした」
と頭を下げたらかえってカッカときませんか?


そうではなく、こちらのテンション、声のトーン、大きさなどに合わせて
「申し訳ございませんでしたっ!!」
と謝ってきたら何となく納得した気持ちになったりして。

これは
「(こちらの気持ちが)通じた」
と感じるからなのです。

このように、相手の話す声の調子に合わせるというのも大切な
ことなのです。

あと、言葉の使い方とかも。

これは次回御紹介いたしましょう。

(2007/04/24 第64号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

今回は‘信頼関係を築く’ために‘相手に合わせる’方法のうち
言葉の使い方についてお話しましょう。

初対面の方と知り合いになってすぐに仲良くなれる方ですか?
なかなか距離が縮まらない方ですか?

すぐに仲良くなれる人ってどんな感じかちょっと思い出してみましょう。

結構、グッとこちらの懐に足を踏み入れてくる感じがしませんか?
それが自然な感じでされる方と強引な感じの方がいらっしゃるかとは思いますが。

私なんかは自分からはなかなか相手に踏み込めないので
相手から踏み込んで来られたとき、
「おっ?!」
と一瞬驚きますがそのお蔭で一気に距離が縮まったりします。

この足を踏み入れてこられる時って大抵相手の方は敬語ではなく
砕けた感じで話をされることが多いと思います。
でも向こうが踏み込んで来た時にしっかり受け入れた感じを与えてあげないと
相手がまた引いてしまうこともあるかと思います。

そこで相手のしゃべる言葉に合わせてみてはいかがでしょう。
なぜなら相手の言葉の使い方にこちらも合わせると
相手は受け入れられたと感じるからなのです。

ちょっとわかりにくければ役割を交代して考えてみましょうか。

こちらがフレンドリーに話しているのに
相手がいつまでたっても敬語で話してこられたらどうですか?

「この人、私に対して心を開いてくれてないんだ・・・」

そう思ってまたこちらも敬語で返すようになる。
これだとなんとなく‘距離感’がいつまでも縮まらないですよね。

相手が砕けた調子でしゃべってきたらこちらもそれに合わせる。
相手が若者言葉でしゃべってきたら(できる限り)それに合わせる。

そうすることで相手に‘同類’だと思わせる。

信頼関係を築くために言葉の使い方を合わせてみる。
ちょっと試してみてはいかがでしょうか。

(2007/06/04 第68号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

さてさて、コミュニケーションと言うと
やはり‘言葉によるもの‘が大きいのではないでしょうか?

基本的にコミュニケーションは‘情報にギャップがある時’に生じます。
そのギャップを埋めるため、差をなくすためにコミュニケーションが生まれるわけです。
「伝えたい」「知りたい」・・・そんなことでコミュニケーションが生まれ、
情報の共有部が増えることによって
別々の存在だった2人(以上の人)が一つのユニット(=単位)になるというわけです。

前回まで長々とお伝えしたとおり言葉によらないコミュニケーションもありますが、
やはり言葉で伝える方が直接的で早く溝が埋まりますよね。
(かえって溝が深まることもあるとは思いますが^^;)


ここで面白いのが男女の差。

コミュニケーションにおいて女の方が「出す」能力が低く、
男の方が「解読」する能力が低いんですって。

「わかってくれない!」と怒る女と
「だって伝わってこない」と言う男。

おもしろいですね〜〜

男女のすれ違いもこんなところからきているのかもしれませんね。

(2007/07/09 第71号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

前回コミュニケーションにおける男女の差についてお話しましたので
今回もちょっと男女間のコミュニケーションについてお話しましょう。

ある男女が出会ってまず最初は‘赤の他人’からは始まりますよね?
相手に興味を持ち、つきあいだして
「相手のことをわかりたい、理解したい」「自分を伝えたい」と言うことで
コミュニケーションが活発になります。

横軸を‘関係の深さ’、
縦軸を‘コミュニケーションの活発度’で表すグラフを作った場合、
‘関係の深さ’と‘コミュニケーションの活発度’は
比例(右上がりの線)になっていきます。

その後その線は‘頭打ち’すなわち関係の深さは増すけれど
コミュニケーションの活発度は増えもしないし減りもしない状態になります。
これは黙っていても相手に対する親密さが増えるということです。
恋人期〜新婚期がこの時期でしょう。

その後その線は何と右下がりに下がっていきます。
コミュニケーションが減るのだけれど関係は深まる・・・。
これは‘阿吽の呼吸’や‘以心伝心’と言われるように
ちょっとのサインで相手の事がわかるようになることを示しています。

このままゆるやかに右下がりだったらいいのですが
ある時いきなりこれが左斜め上に向かって線が延びていったらご注意!
コミュニケーションの活発度が増えるのに関係の深さが減るというのは
相手に対する疑い、すなわち‘浮気’などが発覚した時でしょう。
確かに喧嘩と言うコミュニケーションは活発化しますよね(笑)

で、もしこれが今度は左下の方向に向かって急降下していったら・・・
コミュニケーションの活発度の低下、しかも関係の深さも低下を意味するこれは、
要するに二人の関係が‘壊れる’時です。

いかがでしょうか?
何か周りで思い当たるケースを見たと言う方はいらっしゃらないですか?

こんなことにならないためにも
「わかってくれない!」
「だって伝わってこない」
と言うのではなくきちんとしたコミュニケーションを
取っていかなければいけないということなんですよね。

(2007/08/02 第74号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

人と話をしていてなんだかすっきり感が感じられないことってないですか?
というか、最近はすっきり感を与えてあげることのできる人の方が
少なくなってきているのだとは思いますけれど。

相手にすっきり感のない、モヤモヤ感の残るコミュニケーションを取っていると、
それがたとえ意識をしていないものであったとしても相手は
「この人とはもう話がしたくない・・・」
ということになってあなたから離れてしまうかもしれません。

実は私もそんな経験がありました。

話をしよう!って会ったのに相手の方が自分ばっかり話していて、
私にしゃべらせてくれない。
ほとんど8:2(いえ、もしかしたら9:1ぐらいだったかも!)の割合で
相手の方がおしゃべりをしているのです。

もちろんこの人とは二度とお会いしようという気にはなりませんでした。
何度かお茶に誘われましたけどね。

このように自分ばかり話をしていると相手はつまんなくなってしまうのです。

なぜなら人は
「しゃべりたい」
「聞いてもらいたい」
生き物だから。

人に話を聞いてもらうということは自分の存在自体を認めてもらうということ。

途中で話をさえぎられたり、
こちらの話を一向に聞こうとしてくれなかったりすると
「私の話は聞くに値しないのね・・・」
という風に取られるわけです。

しかし、しっかり聞いてもらうと人は
「聞いてもらえた」
「すっきりした」
そして
「(私自身を)認めてもらえた」
と感じるものなのです。

どうですか?

相手にモヤモヤ感の残るようなコミュニケーションの取り方を
していませんか?

次回からもっと具体的にモヤモヤ感の残らないような
コミュニケーションの取り方についてお話をしていきましょう。

(2007/09/05 第77号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

「相手にすっきり感のない、モヤモヤ感の残るコミュニケーションを取っていると、
それがたとえ意識をしていないものであったとしても相手は
『この人とはもう話がしたくない・・・』
ということになってあなたから離れてしまうかもしれません」

というお話を前回しましたね。

ではどういった時に人はモヤモヤ感を感じるのか?について話を進めていきましょう。

色々あるのですがまずは「間が悪い」パターン。


そうそう、私昔テニスを習っていたのですが、
下手っぴぃ同士の友人とテニスをするとラリーが続かないんですよね。

間がバラバラだったりボールを返すタイミングが悪かったり・・・。
続けたいのに続かない。

でもこれがテニスのうまい方となら
ヘタクソな私とでもラリーが続いたりするんですよ。
返しやすいタイミングと場所にボールを返してくださるから。


コミュニケーションもこれに似ているかもしれません。

・間髪入れずに投げ返してしまう
・(ボールを打たずに)長く持ちすぎてしまう
・間がバラバラである

こうなってしまうとコミュニケーションがスムーズにいかなくて、
何だか会話が楽しくないし続かない。

また
・相手の答えを自分が言ってしまう
・相手に考える時間を与えない
・ずーっとしゃべり続け、こちらに話を振ってくれない

こういったのもモヤモヤの‘種’なんですよ。

コミュニケーションをテニスのラリーを続けるイメージで、
間やリズムや、相手が返しやすいボールを投げることに気をつけてやってみませんか?

(2007/10/04 第80号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

モヤモヤの‘種’を相手に感じさせないようにコミュニケーションを取りましょうと言うことでいくつかの例を前回お話しました。

でもまだ他にも相手にモヤモヤ感を感じさせるコミュニケーションってあるんですよ。

それが「批評」「評価」です。

「そんなのわかっているよ」

と言う声が聞こえてきそうですが、結構気付かないうちに相手に‘ダメ出し’をしている場合がありませんか。

そう。‘ダメ出し’と言うとわかりやすいかもしれませんね。

「それ、ダメなんじゃない?」

こう言う風に言われたらあなたならどうなるでしょう?

「でもねっ!」
とより強い自己主張をしたくなりませんか?

「(もうこの人とはしゃべらないでおこう)」
と話す意欲がなくなりませんか?

今は亡き母との会話がまさにこうでした。
子供の頃から母は私の言うことにダメ出しばかり。

「そんなん言ってるからあかんねん」

それについて私は口応えばかりしていました。
母からすると‘口応えばかりする子’だったでしょうね。

しかしそれもそのうち
「お母さんとはしゃべりたくない」
と言う風になり、母とは極力顔を合わせないように
自分の部屋に籠ったりしていたのです。

自分でも口応えしたり、母としゃべろうとしない自分が嫌でしたが
どうしても顔を合わすとムカムカして・・・

今コミュニケーションを勉強するようになり
「批評」「評価」が相手の口を閉ざさせたり
より強い自己主張を呼んだりするということを知り、
まさにうちの母のコミュニケーションがこうだったんだと気づかされました。

どうですか?
皆さんの周りにもいつも口応えしたり、無口になってしまう人はいませんか?

そんな方がいらっしゃったら、
ちょっとご自分のコミュニケーションの方を振り返ってみてください。

知らず知らずのうちに‘ダメ出し’をする癖が出てしまっているのかもしれませんよ。

(2007/12/03 第86号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

モヤモヤの‘種’を相手に感じさせないようにコミュニケーションを取りましょうと言うことで
前回まで色々とお話しました。

でもまだまだ相手にモヤモヤ感を感じさせるコミュニケーションってあるんですよ。

次にご紹介するのは相手の言っていることを‘受け取らない’ということ。

キャッチボールとしてのコミュニケーションにおいて、返って
きたボールを受け取らず別のボールを投げるということです。


たとえば
「体調どう?」
と聞かれた人が
「うん、あんまり良くないの・・・」
と答えているにも関わらず、聞いた方の人が
「他の皆は楽しそうにしてるよ」
と言ったらどうでしょう。

肩透かしを食らわされたように感じないでしょうか。

結構こういう‘受け取らないコミュニケーション’っていろんな場面で繰り広げられています。
私が特に感じるのは奥様方の井戸端会議。
自分が話をしたいので、他人の話は聞いていない。
今話をしている人がちょっと終わりそうになったのを見計らい、
「私の場合はね・・・」
と自分の話を始め出す。

人の話なんて聞いちゃいない!というのが丸わかりです。


他人の話をしっかり‘聞いているよ’という意思表示を表わさずに聞くことは
そのボールを‘受け取っていない’ということ。
人の話を‘受け取っていない’とは
話し手からすると‘聞いてもらった気にならない’ことなのです。

これはゴムパッキンが古くなって水がポタポタ落ちる水道栓の
ようなものと例えられるかもしれません。

一滴一滴は数ccかもしれないけれど
それも一晩コップに受けると結構たまります。

モヤモヤ感がジワジワたまるって感じでしょうか。

自分の気付かないうちに人から
「この人としゃべると何だかすっきりしない。聞いてもらった気にならない。」
そう思われると人が自分の周りからドンドン離れていくんですよね。


いかがですか?あなたはきちんと相手のボールを受け止めるコミュニケーションをしていますか?

(2008/1/05 第89号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

あっという間に2008年も一か月がたってしまいましたね。
気持ちを新たに周りの人とコミュニケーションをとっておられる方も
いらっしゃると思いますがいかがですか?

さて年をまたぎましたが、
今回はモヤモヤ感の残るコミュニケーションの例の最終回です。

最終回のモヤモヤの例は‘返事がない’ということ。


例えば何か提案してメールを送ったとしますよね。

「今度ごはん食べにいこうよ」
「映画に行く?」
など。

こんな時返事がすぐに来ればいいのですが来ない場合もあるわけで。

いえ、メールですからすぐに返事をする必要はないんです。
でもあまりにも返事が遅いといかがですか?

「あれ?間違った先に送っちゃったかな?」
とか
「何か気に入らない表現で書いちゃったかな?」
とか。

実際に携帯(で送ったのなら)の送信履歴を見直してみたりして・・・。


これってどういうことかというと、
なぜ返事がないかという‘理由’は提案を受けた側が持っていて、
提案をした側はそのわけがわからないということ。

「なぜ返事が来ないんだろう、なぜだろう、なぜだろう・・・」
が永遠に続く・・・これがモヤモヤ感につながるわけです。

せめて
「今まだ予定がはっきりしてないから後日また連絡するね」
という返事だけでも返ってきたらいいのですが・・・。

さぁ、いかがですか?
思い当たる節はないですか?

知らない間に相手にモヤモヤ感を与えてしまっていることって
本当に恐ろしいことです。

こんなモヤモヤ感を感じさせないための方法を次回はお伝えし
ていきたいと思います。

(2008/2/05 第92号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

今まで長々とモヤモヤ感の残るコミュニケーションの例をご紹介してきました。

いかがですか?
実際のコミュニケーションで何か思い当たることはありましたか?


ということで、今回はそんなモヤモヤ感を相手に感じさせない
ための方法をお伝えしようと思います。


「今まで挙げてきた例をやらなければいいんでしょ?」

はい、まさにその通りです(笑)。

なのですが、一番簡単で効果的なのを一つだけ覚えておいていただきたいと。
それは何かというと相手の言うことを「受け止める」こと。

「あぁ、そうなんですね」「○○なんですね(相手の言ったことを繰り返す)」
と相手の言うことを‘受け止める’ということです。

これは「私もそう思います」と言う‘同意・同感’ではありません。

「今あなたはそう思っているのですね」と言う‘共感’なのです。


誰も自分の言うことを何から何まで「一緒、一緒!」と言って
欲しいわけではないのです。
ただ、私が今言ったことを
‘否定せず、ただそのまま受け取って欲しい。
 私のことを分かって欲しい。’
と思っているのです。

コミュニケーションで普通よく見られるのは、
相手の言うことを受け止めもせず自分の意見などをいきなり投げつけることによって
喧嘩になったり相手を傷つけたりすること。

例えば
母「もう宿題やった?」
子「まだ。面白くないからやりたくない」
母「何を言ってるの!早く済ませてしまいなさいっ!」

家庭ではありがちの会話ですね。
でもこういう風に言われたら子どもはどうでしょうか?
「うるさいなぁ」とお母さんに反発心を覚えるかもしれません。

これを
母「もう宿題やった?」
子「まだ。面白くないからやりたくない」
母「そうなんや、面白くないと思ってるんや。
  でも、やっておきなさいね」

と言うとどうでしょう。
面白くないと言うことはわかってもらえたと子どもは思うでしょう。
少なくともお母さんの言葉に「カチン」とくることはないと思います。


いったん相手の言葉を受け止めると実は会話の主導権はこちらに移るのです。
ですので、キャッチボールで言うと相手のボールを胸元でしっかり受け止めた後、
それをそのまま返すのもOK、そのボールをそっと脇に置いて
新たなボールを投げてもOK。
相手は新しいボールを投げられても自分のボールをしっかり受け取って
もらえたという気持ちから、新しいボールが来ても違和感を感じないのです。


いかがですか?

ちょっとしたことで相手にモヤモヤ感を感じさせず
スムーズにコミュニケーションをとる方法、
ぜひご近所で、ご家庭で使ってみてくださいね。

(2008/3/04 第95号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

皆さんはご自身が‘ご機嫌さん’になれる環境ってどういうのかを
認識されておられますか?

この話は年明け間もない頃に、ケーキ好きな私が大好きなケーキ屋さん
「なかたに亭」に行った時の話です。


その日は休日ということもあり店の中はごったがえしていました。

私はケーキをテイクアウトすべく、ショーケースの前で待っていたのです。

「お次お待ちの方・・・」

お店の人がそう言った時

「お先にどうぞ」

と順番を譲ってくれた50代ぐらいの男性。

「ありがとうございます」

と答えたものの、それだけで終わらすのも何だしなーと、思い切って声をかけました。

「今日は手土産かなんかなんですか?」

「いやぁ〜、今日女房の誕生日で近所なもんですから。
男一人でこういう店に来るのは恥ずかしいですね」

「いえ!素敵ですっ!」

大阪のケーキ店でも確実にトップクラスのこの「なかたに亭」のケーキを買って来る
なんてこと、私も殿方にしていただきたいわっ!などと話をすると苦笑されていました。

そうこうするうちに会計が終わり、私の方が一歩先に店を出る段に。

少しでも言葉を交わした人なのに、全く何も言わずにその場を去るのも何だし・・・
ということで「お先です」の言葉の後にこう付け加えたのです。

「いいお誕生日でありますように」

そうするとその男性、とっても嬉しそうな顔をして

「有難うございます。女房にもそう伝えます!またお会いしましょう」と。


何だかこの経験が私の心をふんわり暖かくしたのです。

こういう見知らぬ人とのちょっとした会話でなんともいえない幸福感を味わうことって
たまにあるんですが、これって私にとっては‘魂が喜ぶ’ことなんだろうなと思うのです。

こんな‘魂が喜ぶ’ことを常に味わうことができたら
それって自分自身が常に満ち足りた気持ちになるんじゃないでしょうか。

ということをコーチングのときに私のコーチに話したら

「メッセージは言葉のプレゼント。
ナカムラさんが相手に言葉のプレゼントを渡したから相手もそれに応えたのよ」と。


また、こんなことも。

「自分が常に‘ご機嫌でいられる環境’は作れるものなのよ、自分で!」

例えば、ムスッとしたままレジでお金を払う。
そしてムスッとしたままお店の人がお金を受け取る。

確かにそれだけでも用事は済む。

‘物を買う’という用事は。

でもそれが自分にとって‘ご機嫌じゃぁない環境’なのであったら
自分から‘ご機嫌でいられる環境’を作る。

お金を支払う時ににっこり笑って「ありがとう」。
これが相手に伝わると相手も鏡のようにそれを返してくる。

「どういたしまして」

身近な人に対しても自分が‘ご機嫌さん’になるように
自らコミュニケーションを作り出していきたいものですね。

(2008/4/11 第99号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

すっかり梅雨に入ってしまいましたね。
しかし、今年の梅雨はとてもさっぱりはっきりしていると思いませんか?
ジトジト降り続けていると言うことはなく、ザッと降ってサッと止む。
なんだかさっぱりしていていいと思うのは私だけでしょうか?

しかしながら人との付き合いの中で
いきなり雨になったり晴れになったりする性格の人って付き合いにくいものです。

さっきまで笑っていたと思っていたらいきなり怒り出すとか・・・

特に困るのがカッとなって反射的に行動を取ってしまう人。
手を挙げたり、物を投げたり・・・

被害を受けたことはありますか?
どんな感じを受けましたか?

あまりいい感じは受けないですよね。

実はこれ、自分の感情に気づいていないことから起こるのです。

今、何を感じていて、その結果どうして欲しいと言う欲求が
自分できちんと認識できていないためにそれを口で表すことが
できずとっさの反応がでてしまう。。。

あとでシマッタ!と思っても遅いのですよね。


じゃぁ、どうすればいいのでしょうか?


それは次回のお楽しみ。

(2008/6/19 第105号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

大阪も梅雨明けとなり、夏本番になって参りました。
暑い日々が続きますがみなさま、体調など崩してはおられませんか?

さてさて、今回は「思考をコントロールする」です。

前回、自分の感情に気づいていないことによって反射的に行動を取ってしまい
その結果、後で後悔することがあると言う話を書きました。

実は感情は必ず行動に現れるのです。
もっと詳しく言うとある思考が感情を引き起こす。
それによって行動が起きると言うこと。

と言うことはその感情を引き起こした思考が何なのかを知り、
思考をコントロールすれば感情も変わり、行動も変わってくるということ。

思考 ― 感情 ― 行動 を分けて自分で認識することが重要なのです。


う〜ん、ちょっと難しいですか?


次回、具体的な例を出してお話をしましょう。

(2008/7/25 第108号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

お盆も終わり、時折しのぎやすい日もあったりしますが
まだまだ暑い日々が続きます。
体調など崩してはおられませんか?

さて、今回は「思考をコントロールする」の2回目です。

前回、思考をコントロールすれば感情も変わり、行動も変わってくる、
思考 ― 感情 ― 行動 を分けて自分で認識することが重要とお伝えしました。


例えば仕事での場面。

今日は早く帰るぞ!と思っていたところ後輩から帰る間際に
「あの〜、御相談があるのですが…」と声をかけられたとします。

その瞬間、反射的にムカ〜ッとしてしかめっ面で
「えっ?!」
って答えることって、ありますよね。

これって後輩の立場からするとどうでしょう?
「いやな先輩だなぁ・・・」と言う烙印を押すことでしょうね。
もちろんその後の人間関係にも悪影響を及ぼすことも。

では、そのしかめっ面をした時のあなたの気持ちはなんでしょう?

「むか〜」とか「イライラ」とかの‘感情’だと思います。

ではこの感情を引き起こすのはなんですか?

「せっかく早く帰ろうと思っているのに帰れなくなるじゃないか!」

と言う‘考え’です。


で、その感情に気づかないとそのまま反射的にしかめっ面と言う‘行動’に出る。


今、目の前に起こっている出来事によって何を考え、
それによってどんな感情を引き起こし、どういう行動をとるか・・・

この行動をとる前に‘考え’と‘感情’によって何を自分は‘
要求’したいと考えているのかを明らかにすると反射的な行動を取らずにすむのです。


後輩から話しかけられてムカッとした。
それは早く帰ろうと思ったのに帰れなくなるから。
ではどうして欲しいのか?

早く帰らせてもらえればいい。

そう考えればイライラの気持ちはなくなるはず。

だから
「あまり時間は取れないけどいいかな?」
とか
「明日の朝でもいいかな?」
と言うことが言える。

一息置いて自分が置かれている状況、考え、感情をつかめれば、
次の行動(要求)がはっきり認識され、それを相手にきちんと
伝えることができるわけです。


これは自動車の前輪・後輪に例えて話すことも出来ます。

それは次回にお話しましょう。

(2008/8/28 第111号)

こんにちは、ナカムラトモコです。

急に涼しくなってきましたね。
体調など崩されてはおられませんか?

さて、今回は「思考をコントロールする」の3回目です。


みなさんは車の運転ってされますか?

私は昔、プチ事故っぽいことをしてしまい、それからハンドル
を握るのが恐くなりました。

ハンドル操作を誤り、左後方のボディをガガガと他の車に接触
させてしまったのです。

内輪差をちゃんと考えることができなかったのが原因ですね。
もう少しハンドルを右に切っていたら・・・

幸いなことにそんなに大変なことにはならなかったのですが。


さて、この車の前輪はハンドルでコントロールできますが
後輪は直接ハンドルではコントロールできませんよね。

「感情」もこの後輪のようなものなのです。

直接コントロールできるものではない。


もう1つ直接コントロールできないものは「生理現象」。

汗を止める!って思ってピタッと止めることなんてできませんよね。


反対に直接ハンドルでコントロールできる前輪は何かと言うと、
「行為・行動」と「思考」なのです。


レストランで5分待たされたとき、

「5分も待たされた」
と考えるのと
「5分しか待っていない」
と考えるのとでは感情が変わってきますよね?


感情は直接コントロールできない。

でも思考や行動を変えることによって感情は変えることができる。


ちょっとご自分の思考、行動、感情と言うものに目を向けてみませんか?

キレてしまってあとで「シマッタ!」と思うようなことには
ならないと思いますよ。

(2008/10/7 第115号)


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